嵐活動休止発表後初のライブに行ってきた件。

ARASHI Anniversary Tour 5×20

 

※数曲ネタバレあり

 

・感謝カンゲキ雨嵐

OP映像の後、イントロがかかって1秒で号泣。なんでこの曲ってこんなに泣けるんだろうって。5×10の時に聴いた感情とは全く違う感情で聴いていたし、まさかこんな状況で聴けるとは思ってもみなかったけど、本当に大好きな曲。「感動しない日々の中で不確かな希望が」「Berieve in Love」の掛け声の声量と一体感が尋常じゃなくて、MCでも触れてくれたんだけど、盛り上がりと一体感が鳥肌ものだった。もうC&Rもできないかもしれない、私にとってはこれが最後でかもしれないと思って頑張って声出して楽しんだ。

・Oh Yeah!

これもまた私個人でも歴史のある一曲。盛り上がるけどどこか切なさもある。限りあるものを全力で楽しもうって思えるようなそんな空気が寂しいけど目の前の会場の景色がより感慨深いものに見えた。

言葉より大切なもの

「切り取ったメロディー繰り返した忘れないように言葉より大切なものここには」ってリーダーが歌い始めたときにはまた涙が溢れて、このリーダーの後に叫べるのはもうこれで最後かもしれないって悟った時には大きな声で「あるから!」って叫んでた。

・Believe

10周年のタイミングで出したシングル。ジャニオタ全盛期だったからダンスも覚えてたしみんなで聴きまくったから想い出のある一曲。かっこいいダンスナンバーなのにメッセージ性があって、決して前向きなだけじゃない力強さのあるこの曲も、10年前とはまた違う理由で涙が溢れた。ラップの時にメインステージに赤黒で表示される歌詞と会場内の赤の照明、この空間がライブトップ5に入るくらい好きで、ここから最後まで無限の可能性が見えるような、嵐にしか歌えないようなそれを聴けることが嬉しいくらい大好きな一曲。音楽番組で披露してる時もそうだけど、最後のサビで炎などの特効が出るのも盛り上がって好きだし、どこかライブ感だけじゃないこの曲の雰囲気が大好きだし、ライブでも何回も披露してくれるから聴くたび好きになる一曲。

・truth

イントロで鳥肌が立つ曲。今までかっこいい系のダンスナンバー(Monster,Face down,Breathless,Sakuraなど)はたくさんリリースしてきたと思うし、ファンもこのあたりの曲が好きだと思うけど、イントロがかかった瞬間のあの会場の反応を見るとtruthって最強なんだなって思った。私も小学生の時でちょうど周りもみんな嵐ファンになったころでみんながtruth踊れるくらいみんなが好きだった。この曲を踊るメンバーは本当に単純にかっこいいし二宮くんは分かってやってるんだろうと思うけど前髪の乱れ加減が本当に最高だった。そして、truthって過去のライブでも披露する機会が少なかったけど間奏まで見せてくれるのは本当にやばかった。5人のダンスに息を呑んで最後のサビ、美しくも儚げに10年前とは違う魅せ方でこの曲を感じられるのは贅沢でしかなかった。

 

 ・最後の挨拶

翔ちゃんの言葉はいつも愛で溢れていて、ファンが疑問に思う部分には言葉を選んで話してクリアにさせてくれるし、不安に思っている感情を汲み取って安心させてくれる。活動休止発表の会見以降、翔ちゃんの嵐に対する愛は以前よりもダイレクトにひしひしと伝わるし、挨拶でも「嵐ってこんなに楽しいんだよ」って何回も伝えてくれて、5人の笑顔や楽しそうにライブをやっているところを見るだけで幸せになった。仲いいことを売りにすることを一度考えたと言っていたけど、4人の素直さと優しさで昔の考えを持っていた翔ちゃんもその輪の中に入ったというか、長い年月をかけて今の嵐になっていることは嵐としてもファンとしても嬉しいことだった。櫻井少年がジャニーズ事務所に履歴書を送ったことは運命の始まりだしその時には想像もしない景色がここにはあると言って何度も感謝を伝えてくれたけど、私も小学生の頃に嵐を好きになって、20周年の今、こんな素敵な5人と温かいファンのみんなとこんなに言葉にできないような空間を見ることが出来るなんて思ってもみなかった。嵐のファンだからこそこの空間にいることができてこの景色を見ることができて。これまでの嵐と同じように、「ついてこいよ」ではなく「共に歩んでいく」というスタイルだからこそこの景色も嵐とスタッフさんや関係者の方とファンで長い年月かけながら作ってこれたんじゃないかなと勝手に思います。活動休止の件もそう。あの会見あの言葉で私たちファンは少しづつ戸惑いや不安を軽減させることができたし、その時が来るまで嵐の言葉だけを信じて応援しようって思えた。週刊誌含めこの情報化社会で飛び交う噂や情報にはどうか惑わされず我々の言葉のみを信じて欲しい。みんなのことを信じています。会場全体を見渡してそう話す翔ちゃんを見てまた涙が溢れたし、嵐ってこういうことだなと再確認した。年内の5×20の全公演の挨拶でもそうだけど一つ一つの言葉が心に沁みて泣いてしまう程翔ちゃんの言葉は優しくて嵐が好きだなと思える挨拶でした。

 リーダーの挨拶。当選が分かってからこの瞬間が一番怖かった。何を話すんだろうって。きっと何を話しても私は泣いてしまうだろうと。でも暗い雰囲気ではなくいつものリーダーで会場をあったかくしてくれるリーダーに思わず笑みがこぼれた。リーダーはずっとライブができることに感謝を、ステージでパフォーマンスができることに感謝をしていて、こちらこそ、そんな機会が毎年あることが嬉しいと思っています。そして、「会えてよかったです」というリーダーの言葉が大好きです。

 またこの人は泣いてしまうのではないかと。相葉ちゃんは嵐5人のことがとにかく大好きらしい。自分も含めて(笑)私は5×10からしかライブに参加していないけれど、毎年進化していくライブにワクワクしていたし、毎年素敵な景色を見せてくれた嵐に感謝したい。この10年は何にも代えがたいし奇跡に近いと思う。自分自身にも1曲1曲思い入れのあるもので、全ての曲をやって欲しいなと思えるほど好きな曲ばかり。相葉ちゃんの口から出る言葉はいつも前向きでこちらも元気になる。

 我らが王子二宮和也。「よくこんな決断を、5人で黙っていたね、すごいね」と友達に言われたこと。これはとても嵐らしいと思った。噂もなにもなく本当に突然。驚きと戸惑いと悲しさしかなかったけど本当に嵐って偉大すぎるなと思った。「別になんかそんなね…悲しくなる…悲しいか。悲しいんだけど、本当に終わるわけじゃないからさ、ね?ちょっとお休みするだけだから。」そんな急な彼氏感を出されてキュンときてしまい、寂しくさせるつもりもないなんて言われた時にはもうその話題が一時飛ぶほど沸いた。あ~!二宮和也!って心の中で悶えた。「これからも、みんなで、僕らだけが振り切るんじゃなくて。みんなで一緒に前向いて、みんなで一緒に同じものを見て、みんなで一緒に歩いて行って、いろんな思い出をこれからも作っていけたらなぁっていう風に思っています」この言葉がとても二宮くんらしいし嵐らしくて好きだった。5人で駆け抜けるんじゃなくて一緒に進んでいく。アイドルは色んなスタイルがあるけど嵐を見ているとファンで本当に幸せだなって思います。

 潤くんは私たちが一番気にしていたことに触れてくれた。申し込みの時にも迷いに迷って。どうしても行きたいから12月にしようかなとか。でもやっぱり初日に行きたくて、少なからず不安は嵐側もファン側もあったと思ったしそれをダイレクトに感じたかった。始まってみればそんなことはなくて最初からいつも通りの嵐のライブだった。帰ってから家族に、友達からのLINEに、とりあえず二宮くんの顔の良さを伝えた後に「変わらなかったよ。いつも通りだったよ、あいつら」って。潤くんに言われた通りに伝えた。それくらい温かかったし、忘れられないライブになった。最年少でトゲトゲしてたあの時代から一変、ライブの最後に「ツアー始まったときから言っていますけど、僕らは5人で、まだまだ見たい景色があります。それを実現していけるように、そして皆さんと、一緒に見ていきたいなと思っています。櫻井翔相葉雅紀二宮和也大野智、私、この5人で今までと変わらず、嵐らしくやっていきたいと思っています。なので、色んな想いがあると思いますが、これからも僕らについてきてもらいたいなと思います。最高の20周年、アニバーサリーのコンサートになりました。これからもどうぞ、よろしくお願いします。ありがとうございました。」って言われてしまえばまぁ涙は止まらなかったです。頼もしくて楽しくて、そんな5人とそんな5人が好きなたくさんのファンの人と残りの時間を楽しみたいなと心から思える素敵な挨拶でした。

 

・Happiness

私の全ての始まりの歌。山田太郎ものがたりの主題歌。人生で何回聴いたか分からない歌。何度も聴くしライブの定番曲で盛り上がる曲なのに涙が溢れてきた。本格的に国民的アイドルになる道の途中の曲。騒がしい未来が来る前の曲。いつもは楽しく聴いていたのに過去の思い出やここ10年であったこと、全てフラッシュバックしてただただ泣いた。前向きな曲だからこそ今の嵐が歌うと楽しいのに泣けてくる。間奏でたくさんのファンが見守る中で嵐が楽しそうにはしゃいで笑顔になる光景、これが見たくて私は10年応援してきたんだなって。全てのキッカケだった二宮くんが満面の笑みで歌っててこの人を好きになれたのは私の人生で一番の誇りだし二宮くんのおかげで色んな考えを持てるようになったし視野も広がった。少年のようにはしゃぐ嵐とそれを見てまた笑顔になるファンと見守るジュニアやスタッフの方、高価なスピーカーや無線制御で作られた絶景、こんな幸せな空間で3時間半も楽しめて幸せ者以外の何者でもなかった。チケット倍率が高すぎて手の届かない存在になってしまったけどこうして今回みたいに会員全員入れるようにと頑張ってくれた潤くんはじめとするメンバーにはありがとうを何回言っても足りない特別で何にも代えられない温かい空間でした。二宮くんを好きになって4300日、この日に参加できたのは私は必然だと思ってるし、今まで自チケでなんて3回しか入れなかったのに幾度となく誘ってくれた友達がこの5×20に全員参加できることが自分のことのように嬉しい。倍率が上がるから嫌だけど日本国民に一度でいいから嵐のライブを見て欲しいし、私たち嵐ファンはこんなに素敵で個性豊かで本当に優しい5人を好きで幸せで、ファンを大切に思ってくれて毎回違う景色を一緒に見てくれる嵐5人がいて本当に本当に本当に幸せなんだよって大きな声で言いふらして自慢したいくらい。それくらい大好きで幸せです。嵐ファンいいだろー!幸せなんだぞー!(*^^*)